- インタビュー
- 森永製菓株式会社
人事部 人事開発グループ マネジャー 小林聖司さん
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- 株式会社YeeY
バンビ
ウェルネスカンパニーを目指す森永製菓株式会社
森永製菓株式会社は、2030年に「ウェルネスカンパニー」へ生まれ変わるというビジョンを掲げ、社員の心の体の健康を重視した健康経営を推進されており、「森永6つの心の健康『こころく』」を指針に、社員一人ひとりがより充実した日々を送れる環境づくりに取り組んでおられます。
今回は、人材開発グループでマネジャーを務める小林聖司さんに、「ポジティブ心理学プラクティショナーワークショップ|アドバンス(以下、「講座」とします)」を受講した経験から得た学びや実践、そしてその影響について伺いました。
キャリア支援と自身を支えるポジティブ心理学との出会い
森永製菓株式会社の人事部に所属する小林聖司さんは、人材開発グループでマネジャーを務め、各種教育研修の企画やキャリア相談室の運営、社員一人ひとりが幸せに働ける環境を目指した支援施策の立案を行っています。
小林さんがポジティブ心理学に出会ったのは10年以上前、グロービスで学んだ際のことでした。 当時、講師からポジティブ心理学の考え方に触れ、「面白い」と興味を抱いたのが最初のきっかけだったと言います。
その後、マネジャーとしての仕事に悩んだ経験を通じて、改めてポジティブ心理学の重要性に気づかれたそうです。
「マネジャーになった時に、過度な責任意識から仕事への自信を失い、精神的にも相当苦しむ状況に直面しました。その経験の後、ポジティブ心理学の考え方を思い出し、講座へ興味を持ちました。」
講座受講の決断と期待
講座を知ったきっかけは、以前、何かの動画を通じて知った島田由香(YeeY代表)の記憶からYeeYの存在を知り、講座の説明会に参加したことでした。 その後の説明会で、講師への信頼感を感じ、受講を決意したと語ります。
「期間や労力については少し迷いました。でも、説明会で講師である矢澤さんや島田さんへの信頼感を感じ、『この人たちと一緒に学べるなら』と思い参加を決めました。」
講座への期待として、当初は知識を得るための研修形式を想像していたと言います。しかし、実際には少人数制で深い対話と内省を重視した内容で、予想以上の学びを得られたそうです。
「想像していた研修のようなイメージとは全く違い、深い対話や内省を重視した内容で、自分自身を見つめ直す大切な時間となりました。」
講座で得た「気づき」と「変化」
講座では、ウェルビーイングを主体的に育むための意識のトレーニングが行われました。 印象的だった講座内容やワークが数多くあると話すなかで、特に「ジャッジを手放す」という考え方が、小林さんに大きな影響を与えたそうです。
「他者を評価しがちな自分の思考に気づき、それを手放すことで自分自身が楽になり、周囲との関係性にも良い変化が生まれました。」
さらに、「ネガティブな感情がポジティブと共存する」という考え方や、「一緒に写真を見るように話を聞く」という傾聴ワークも、自分自身と周囲への接し方を変える大きなきっかけになったと語ります。
感謝と対話で築く信頼とチームの変化
講座で学んだ内容を職場で実践する中で、特に効果を感じたのが「感謝の手紙」と「ACR(Active Constructive Responding)」の手法でした。
「感謝の手紙を書き、読み上げるワークをグループのメンバーと実施しました。その結果、自己開示が進み、信頼感が深まりました。また、ACRを打合せで取り入れることで、意見交換が活発になり、チームの雰囲気がとても良くなりました。」
また、この手法が人事開発グループのマネジャーである小林さんからチームメンバーへ浸透し、チームメンバーから他の社内スタッフへも浸透し始めており、いち個人から社内全体へいい影響を及ぼしていると話します。
さらに、受講中に出会った他の受講者たちからも大きな刺激を受けたといいます。
「受講中にTさんが新しい仕事に挑戦する姿を見て勇気をもらいました。他の参加者の自己開示が進むのを見ることで、自分自身も心を開くことの大切さに気づかされました。」
長期的な効果と未来への展望
講座で得た学びは、一過性ではなく、振り返りを通じて長期的な効果をもたらすものだと実感されています。
「振り返ることで、講座で学んだ内容が現場でどう活きているかを確認できます。そのたびに新しい気づきがあったり、学びが身についていることを実感したり、学びが深まっていると感じます。今回のインタビューもその1つの機会となりました。」
今後、小林さんはこの学びをさらに深め、実践し、自分自身や職場のみならず、家族や身近な存在へも活かしていきたいと語ります。
これから学ぶ方へのメッセージ
最後に、これから講座の受講を考えている方に向けて、小林さんは次のようにメッセージを送りました。
「感情を全開で学び、対話を通じて得られる学びは、自分と周囲の幸せを引き上げます。『すぐに効く、長く効く、あとからでも効く』という感覚をぜひ体感してほしいです。」
自分の幸せを人任せにせず、自分自身でキープする
ウェルビーイングは「当たり前の目標」そして「究極の資産」であり、 ”主体的な意識のトレーニング” とも言えます。
ポジティブ心理学はウェルビーイングを高めるための知識・方法論であることから、自分自身が幸せでいることが最も重要であり、そのために感情に責任を持つことを学びます。
講座を通じて深い内省の機会を得ながら、自分という存在を再認識し、意識の状態や変化を実感しながら、体現するためのスキルを身につけていただきます。
講座が目指すのは、修了者を起点に、家族や同僚、組織や会社、地域や国などへウェルビーイングを導入していく実践者(専門家)を育て、ひとりでも多く輩出することです。
※プラクティショナー(修了者)資格から、もう1つ上のトレーナー(講師)資格を目指す方も少なくありません
私たちYeeYは、ポジティブ心理学をアプローチとしたウェルビーイング向上を機に、人生というフィールドで新たな可能性を自ら切り開いていく個人や、企業・自治体があらゆる変化の根幹にウェルビーイングな視点を取り入れたWX(ウェルビーイングトランスフォーメーション)への挑戦をサポートし続ける会社です。
ぜひ、あなたもこの学びの場で、自分と身近な存在を変える第一歩を踏み出してみませんか?
ウェルビーイング実践ポジティブ心理学プラクティショナー認定ワークショップページ
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