株式会社YeeYは、米国 靴EC小売大手で、世界一幸せな会社としても知られるザッポスの組織文化作りを体系化し、世界中に幸せな企業を増やすためにトニー・シェイ氏らが設立した人材開発・組織コンサルティング会社Delivering Happinessとの包括的な事業連携を締結し、デリバリングハピネスジャパンを設立いたしました。
ザッポスのハピネスカルチャーを体系化したデリバリングハピネス
ベストセラーとなったビジネス書『顧客が熱狂するネット靴店ザッポス伝説-アマゾンを震撼させたサービスはいかに生まれたか』でも知られる同社の急成長を指揮したCEO トニー・シェイと、彼の右腕として社員の幸福度を上げる企業カルチャー醸成を指揮したジェン・リム。
この2名が、ザッポスのカルチャーであるハピネス・ビジネスモデルの考え方を他の企業にも伝えることをミッションに共同創業した組織コンサルティング・人材開発企業がデリバリングハピネスです。同社のメソッドは、STARBACKS、CHASE、MARRIOTT、TOM’S、McDonaldといった世界的組織で導入されています。
YeeYでは、2018年8月に同社CEOのジェン・リムを含む3名のトレーナーを招き、日本初開催となるハピネスカルチャー構築専門人材育成ワークショップ「Delivering Happiness Bootcamp」を実施。100名近くの大手・ベンチャー企業経営者、コンサルタントの方々にご参加いただきました。
今回の事業連携により、デリバリングハピネスジャパンでは、下記の事業を皮切りに、日本でのサービスを開始いたします。
②代表である島田由香を中心とした組織コンサルティング
従業員幸福度と業績の関係
2012年に米国Gallup社が実施した調査によれば、全世界の被雇用者のうち85%以上が職場へのエンゲージメントが低く、それにより米国単体で50兆円の損失が出ているとされます。このような状況に対し近年、ポジティブ心理学の分野で、EH(Employee Happiness/従業員幸福度)に関する科学的な研究が盛んに行われ、実際に下記のような研究結果が報告されています。
・営業数字が37%向上 -Martin Seligman
・生産性が31%向上 -Greenberg&Arawaka
・従業員の病欠日数が66%減少 -Forbus
・離職率が51%低下 -Gallup
日本では少子高齢化が進み、将来の働き手不足から、働き方改革が盛んに議論されるようになりました。一方で、HOWのない生産性向上圧力に従業員は疲弊し、幸福度は下がり、結果として生産性が低下してしまう例も少なくありません。私たちは、従業員幸福度と業績に関する研究が進んだ今、働き方改革をあるべき方向へと進め、企業に所属する多くの方々の幸福度を向上させることで、組織の業績を高めることができると考えています。
プロジェクトメンバー 略歴
・島田由香(株式会社YeeY 代表取締役)
・矢澤祐史(株式会社YeeY 共同創業者取締役)
・ジェン・リム(Delivering Happiness CEO)
・トニー・シェイ(Zappos CEO / Delivering Happiness共同創業者)
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