#Positive Psychology

私たちは失敗を恐れて無難な行動をしてしまいがち

よく「失敗は成功のもと」「ピンチはチャンス」と言われます。
成功へのプロセスおいて失敗は大事な要素であること、頭では理解できます。でも、失敗には叱責、自己嫌悪、恥がつきものです。それらを克服し成長につなげていくことは、口で言うほど簡単ではないので、私たちは、失敗を避けようと無難な行動を選んでしまいます。
 
では、失敗への恐れを克服し、思い切った行動を起こすには、どうすれば良いのでしょう。ウェルビーイング・テクノロジーの専門家であるTchiki Davisは、以下3つのステップを紹介しています:

失敗への恐れを克服する3つのステップ

①過去の失敗から得たことを挙げてみる
 
紙に過去の失敗をひとつ記し、そこから学んだことを3つ書き出してみましょう。その出来事によって、あなたの行動は具体的にどのように変化したでしょうか。周りの人にも尋ねてみましょう。非の打ち所がないように見える優秀な先輩や同僚にも、変化のきっかけとなった大きな失敗が必ずあるはずです。
②「脅威」でなく「チャレンジ」と捉える
 
失敗する可能性が高い事柄に着手しようとすると、私たちは大きなストレスを感じます。しかしそのストレスを「脅威」ではなく「チャレンジ」への準備と捉えることで身体に変化がもたらされ、より適切な判断、感情のコントロール、集中が可能になり、パフォーマンスを向上させることができることが研究によって明らかにされています。
 
成功をイメージすることもとても重要です。それでもイライラやドキドキがおさまらない時は、それらは「興奮」や「エネルギー」の現れであり、自分にとって価値のあるものだと、自分に言い聞かせることが大切です。それによって効果的な振る舞いが可能になります。
③失敗したら、自分を優しくなぐさめましょう
 
任されたことすべてを完璧にこなせるほど、私たちは超人ではありません。行き詰まり、失敗し、自分に対して失望すること、珍しくないという人が、きっとほとんどでしょう。そんな時、起きてしまったことに対して自分をさげすむ代わりに、優しく接してあげましょう。
 
まずは、マイナス感情を抱く自分を「それでいいよ」と受け入れてあげること。そして例えば部屋の壁の少し高い場所にとまっている虫の目で、自分を冷静に見つめてみましょう。気持ちがすーっと落ちつくのを実感できるはずです。また、思慮深い友人に話しを聞いてもらうこと、身体を動かすことも効果的です。

これらの取り組みを意識的に行うことで、困難に立ち向かい、成功に向かって粘り強く歩みを進めるスタイルが自分のものになります。
 
 
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参照:Tchiki Davis “Three Ways to Overcome Fear of Failure at Work” Greater Good Magazine(カリフォルニア大学バークレー校Greater Good Science Center発行), 2018年3月14日掲載 
https://greatergood.berkeley.edu/article/item/three_ways_to_overcome_fear_of_failure_at_work

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