#Positive Psychology

自分も周りもハッピーになるSNSの使い方

前回は「ポリシーのあるSNSユーザーになろう」と題して、自分に最適なSNSとの付き合い方について確認し、自分だけの「ユーザーポリシー」を作ってみました。
 
今回は「ネット(SNSを含む)を使うなら、自分も周りの人もハッピーになる使い方をしようよ!」というお話です。
 

日常的に見るのはポジティブな内容?ネガティブな内容?

さて、ここでおたずねします。あなたが日常オンラインで閲覧している話題や発信している内容はポジティブなものが多いですか?それともネガティブなものが多いですか?
 
米国のコーネル大学が50万人を対象にした調査では、ネガティブ投稿と比較してポジティブ感情を伴う投稿をより多く閲覧した場合、人はより多くのポジティブメッセージを発信することが明らかになっています。
 
そしてその逆も確認されています。

ポジティブな投稿による「シンクロ現象」

また、別な調査においては、調査対象者の閲覧・投稿内容を3年間追い続けた結果、ポジティブな投稿を閲覧した人がポジティブな投稿をするという「シンクロ現象」が、最初の閲覧者の「友達」の「友達」、すなわち3次のつながりにまで広がることが分かりました。
 
これが本当だとしたら、あなたの何気ない閲覧や投稿が、知らない誰かの気持ちを上げたり下げたりすることに影響を与えかねないということになります。
 
では「ポジティブ感情を伴う投稿」って一体どんな投稿なのでしょう?嬉しさ、楽しさに溢れた投稿でしょうか?
 
この問いに答えるには、あなたが思わず自分も何か嬉しいことを表現してみたくなるような、わくわくする、ほっこりする、気持ちが安らぐ他者の投稿はどのような投稿かについて想いを馳せてみると良いでしょう。

Tchiki Davis博士が提唱する本当の「シェア」投稿

カリフォルニア州立大学バークレー校で幸せについて研究するTchiki Davis博士は、ポジティブ投稿の具体的なアドバイスをとして、自分が所有するものや経験したことについての「謙虚な自慢」でしかない「シェア」をやめて、自分の持つものを「おすそ分け」する本来の意味での「シェア」をしようと呼びかけています。
 
本来の意味での「シェア」とは、例えば、誰かにとって学びや癒しとなるような知識の共有や、他者の良い行いについての紹介、悲しい人に寄り添う共感を示す投稿などです。
 
セルフィーもそこそこにして、あなたの周囲の素敵な人に耳を傾け、写真と共に紹介するのはどうでしょう。このような行為によって、ポジティブ感情が広がっていくだけでなく、あなた自身の幸福感も増していくのです。
 
 
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参照:
Tchiki Davis, 4 Ways to Cultivate Kindness Online, Psychology Today, 2018年3月21日掲載
https://www.psychologytoday.com/us/blog/click-here-happiness/201803/4-ways-cultivate-kindness-online
 
Lea Waters, Share the Love with Positive Posts, Pursuit(University of Melbourne), 2015年12月17日掲載, https://pursuit.unimelb.edu.au/articles/share-the-love-with-positive-posts

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